情報混乱の典型例
みんなで乗ろう熱気球
避難者と市民が共同企画
18日に旧北中校庭で
―との見出しで、桐生タイムス1面のトップ記事として掲載されたのが2週間前、12月1日(木曜日)のことであった。
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http://www.kiryutimes.co.jp/news/2011/1201/1112011.html
こういう催しである。
桐生タイムスの記事を一部引用
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熱気球に乗って空から地域の景色を楽しんでもらおうと、東日本大震災や原発事故で桐生市近隣に避難している人たちと地元市民が一緒になって、熱気球の搭乗会を企画した。18日午前8時から同11時まで、桐生市西久方町一丁目の旧北中学校校庭で行う。主催者は「桐生近隣に住む仲間として、避難者と市民で一緒に何かをしたかった。ぜひ多くの人たちに乗ってほしい」と来場を呼びかける。
桐生広域福島県人会(上野文雄会長)が、福島県などから桐生市近隣に避難している人たちと企画したもので、NPO法人北関東産官学研究会(根津紀久雄会長)、きりゅう市民活動推進ネットワーク(中里嘉吉代表)などが共催する。
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おお。
旧北中学校の校庭でやるのか、おもしろそうだから見に行ってみようか、
と思って予定していたら。
どうも違う話が聞こえてきた。
「いや、元宿町の桐生市陸上競技場でやる」
「いやいや、そうじゃない。相生町のユーユー広場でやる」
と。
え?
いったい、どうなってるの?
①「旧北中学校校庭」説あり
②「陸上競技場」説あり
③「ユーユー広場」説あり
12月1日付の桐生タイムスを見ると確かに
「桐生市西久方町一丁目の旧北中学校校庭で行う」
と書いてある。
だけど、あちこちに張り出されているポスターを見ると、
「桐生市陸上競技場(桐生商業高校となり)」
と記されているものあり、
また違う場所のポスターでは、
「ユーユー広場」
と記されているものあり。
諸説紛々、情報錯綜。
混乱の極みである。
こんなことだと、主催者の情報管理能力、広報能力にギモンの声が出てもおかしくない。
新聞記事やポスターを見て楽しみにしている市民が、当日「会場」へ行ってみると。
「あれ?」
「どういうこと?」
朝から「会場」に出かけたけれど、何もやっていない。
熱気球なんかない。
楽しみにしていた熱気球に乗れない。
子どもたち、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんかもしれない。
怒るよね、当然。
「このイベントの責任者って、だれ?」
「責任者、出て来い」
ということにもなりかねない。
主催団体の信用はガタ落ち必定である。
本番は18日(日曜日)である。
これ、なんとかフォローしないと、まずいッスよ、ホントに。
どうするつもりなんだろう。
事態の深刻さが分かっているのか、いないのか?
ポスターに記してあった問い合わせ先に聞いてみました。
「正解」は、ユーユー広場だそうです。
ポスターの文字、「産官学」が「産管学」になってるし。
あ~あ。
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