桐生・有鄰館で「匠の道具美術展」
「匠の道具美術展―職人の道具は美しい」が始まりました。
3月12日(火)~18日(月)、
午前10時~午後5時ですが、
16日(土)だけは午後8時半まで。
桐生市本町二丁目、有鄰館・塩蔵で。
入場無料。
使い込まれた仕事道具の数々。
やはり刃物系も多いですね。
これを仕掛けたイシイさんは、
「凶器準備集合罪だ」と冗談を飛ばしていましたが。
鞄屋さんの道具。
革の学生鞄に、中学校や高校の校章を押す「押し型」、いいね。
懐かしい。
今はもうなくなってしまった中学校の「押し型」も。
高校のでは、桐商の「押し型」が天地逆さまに展示されていた。
商業だから、あのヘビのデザインのやつね。
ご愛嬌。
和菓子屋さんの木型がおもしろい。
お祝い事の記念の砂糖菓子などをつくるのでしょう。
「鯛」や「海老」や「鶴」の形にするのに木型を使う。
かなり精巧な木彫だ。
幼稚園、小学校の卒業記念お菓子の注文もあるのでしょう。
具体的な園名、校名の入った木型も用意してるんですね。
「西小」「西幼」「南幼」などがありました。
理容店、床屋さんの剃刀を研ぐ「革砥」。
革製だから「砥石」じゃない。
なんで革で刃物が研げるんだか、不思議だったな、子どものとき。
いや、今でも不思議、分からない。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント