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2013年3月 3日 (日)

桐生市南公園野鳥観察会

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しばらく前の話です。
またまた、バードウオッチングの話の続編です。
続編か? 第2部か?

①2月10日(日)吾妻公園バードウオッチング
②2月16日(土)桐生市南公園野鳥観察会
③2月17日(日)桐生自然観察の森バードウオッチング

①に参加したのに続き、
②の南公園にも行ってきました。

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今回、野鳥観察会に上毛新聞社の取材が入りまして。
(桐生ケーブルテレビも)
2月18日(月)付、上毛新聞地域面「東毛」に記事が載りました。
カラー写真に、ワタシも比較的大きめに写ってます。
記者が撮りたいような構図になるように位置取りしたからね。

①と②はいずれも財団法人桐生市スポーツ文化事業団が主催。
かつての体育協会、文化事業団、施設管理協会が合併し現事業団になり、
公園の管理・運営は事業団の公園事業部が担当している、と。

桐生市南公園野鳥観察会は第4回だそうで。
2月9日(土)から恒例の梅まつりも始まっているわけだが。

寒い。とにかく。

風が冷たくて、梅見、観梅どころじゃないですな、まだ。
梅の花も、紅梅のごく一部がほころんでいるだけで、まだまだ全然です。
今年は開花が遅れているそうです。
(※2月16日時点のハナシです)

そんな寒風の中の野鳥観察会。
鳥もやっぱり、あまり寒いと動かないそうで。

でもね、せっかく皆さん集まったんだから、
風の弱い、鳥のいそうな陽だまりを求めて、
公園内、特に外周の木立ちの遊歩道、散策路を一周だ。
これはこれで、とても新鮮。
南公園、けっこう広いし。

講師には、桐生自然観察の森レンジャーの方が来てくれて、
いろいろ教えてくれます。
これは前週の吾妻公園と同じです。

専門家の桐生自然観察の森レンジャーの方によると、
この日、南公園で見られた野鳥の種類は、

ハシブトガラス
ヒヨドリ
シジュウカラ
トラツグミ
カケス
メジロ
トビ(上空を旋回する猛禽類)
シメ
ツグミ
シロハラ
ジョウビタキ(オス)
ルリビタキ(オス)
ヤマガラ
ノスリ(上空を旋回する猛禽類)
アオジ

などなどだという。

自分的には、
メジロ
ツグミ
シロハラ
ジョウビタキ(オス)
ルリビタキ(オス)
ヤマガラ
などが分かった(もちろん教えてもらいながら)のが収穫であった。

メジロはきれいな緑色。ウグイスじゃないのにウグイス色?
南公園の野外ステージの背景に赤いサザンカが咲いていて、
花の蜜を吸ったり、花粉を食べたりしているのだそうだ。

メジロがサザンカの茂みの中を盛んに動く。
サザンカの赤、メジロの緑がいい取り合わせだ。
あっ。鳥合わせなんて、うんまいこと言ったな。

「梅にウグイス」の景色は見られなかったけれど、
「サザンカにメジロ」、よかった。

Photo_2

Photo_3

南公園の芝生広場の方に移動したら、
「ツグミとシロハラのケンカ」というのが見られた。
写真にも撮れた。
(ケンカ写真の左がツグミ、右がシロハラだと教わった)

Photo_4

さらに、シロハラ単独の写真が、かなり近い距離で撮れた。

ジョウビタキ(オス)
ルリビタキ(オス)
ヤマガラ
などの色柄もきれいなもんだ。

ルリビタキは前週、吾妻公園でメスだけ見た。
今度は南公園でオスを見られ、念願かないました。

………………………………………………………………

野鳥観察とは別の話ですが。

南公園野外ステージのまわりの林。
木の葉が落ちた木の枝に、けっこう鮮やかな黄緑色の繭(まゆ)があった。
昆虫の繭ですよ。
双眼鏡や望遠スコープで見ると、黄緑色の繭の外側に黒い点が三つ付いている。

桐生自然観察の森のセンセイによると、
ウスタビガの繭で、あの黒いポチポチは、産み付けられたガの卵だそうだ。
卵は野鳥のいいエサになるという。
まだ鳥には見つかっていないらしい。

桐生自然観察の森のセンセイは、何でも知っている。

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