2007年2月22日 (木)

チキンラーメンも食すが贅沢もする

Photo_65 身の回りのチープ(cheap)なものたち。

 日清食品のチキンラーメン。
 偉大でチープな、日本が誇る世界的商品である。

 ご存じ、日清食品の創業者会長、安藤百福(あんどう・ももふく)立命館大学名誉博士は今年の正月5日、96歳で死去。
 社葬が2月27日(火)、京セラドーム(旧大阪ドーム)で執り行われる。
 葬儀委員長は中曽根康弘・元内閣総理大臣。

 チキンラーメン。
 よく食べたなあ。
 いや、今でもよく食べてる。

 台湾生まれで、繊維、光学・精密機器、軍用機部品、百貨店経営、製塩など手広い事業経験を持つ安藤氏は、自邸の庭に建てた小屋でインスタントラーメンの研究を始め、1958年8月25日にチキンラーメンを商品化することに成功したそうだ。

 なにげなく食べてしまうチキンラーメンだが。
 その袋に記された英文を見よ。

 The Origin Of Instant Ramen
 Since 1958

 オリジン! グレートだ。

 カップヌードルもたいした発明だけれど
 ワタシは断然、チキンラーメン。
 ウチでは鍋で軽く煮ます。
 卵を乗せるかどうかは、そのときの調子で。

 ほかに愛用している袋めんは
 日清食品なら「出前一丁」。
 サンヨー食品の「サッポロ一番」塩ラーメン。
 明星食品の「チャルメラ」シリーズ3種。

 即席めん各社のシェアは
 ①日清食品   約40%
 ②東洋水産   約19%
 (マルちゃん)
 ③サンヨー食品 約12%
 (サッポロ一番)
 ④明星食品   約10%
 ⑤エースコック 約 8%

 だそうです。

 即席焼きそばのことも書きたいのだが、それはまた。
 あれは焼きそばっていうけど、熱湯茹でそばだよね。

 ところで。
 そんなチープなインスタントラーメンにこだわる生活だが。

 2週続けて贅沢な外食をしてしまった。

 ひとつは桐生市浜松町、志多美屋本店の
 厚切りソースカツ丼。

 並のソースカツ丼は830円だが
 一日15食限定の厚切りは1130円。
 しかも昼間っから生ビールつき。

 これはひとに奢ってもらった。
 慣れない贅沢に、もう興奮して。一生懸命に食べた。

 2週目は桐生市東四丁目、まるたやの
 野菜カレー南うどん。

 840円。
 こちらは自腹。勇気をふりしぼった。
 ふつうのカレー南は740円だが
 この百円の差が、野菜入りの旨味なのである。
 ぜひおすすめしたい。

 ちょうど一年ぶりの野菜カレー南であった。
 次に食べられるのは、いつのことであろうか。

 外食は、しばらく慎まねばならぬ。

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2007年1月14日 (日)

華麗なる一族の華麗ぱん

Photo_48 TBS開局55周年記念特別企画である。

 日曜劇場「華麗なる一族」
 
 今夜9時から初回放送が始まった。

 主人公、万俵鉄平(まんぴょう・てっぺい)に木村拓哉。

 ご存じ、山崎豊子原作。
 高度経済成長時代の1960年代、神戸を舞台に、銀行や製鋼会社を手広く営む財閥一族が、さまざまな策略を巡らして競争を乗り切ろうとする壮大なドラマ
 という触れ込み。

 妻子が観たがったので、少し一緒に観ていたけれど、大袈裟でドロドロの人間関係が、まあまあおもしろそうだ。

 北大路欣也
 西田敏行
 原田美枝子
 鈴木京香
 柳葉敏郎

 ようするに、TBSの社運を賭けた、壮大な(大袈裟な)大河メロドラマといった趣きだ。

 それはともかく、財閥にもセレブにも無縁なこちらとしては、「華麗なる一族」のキャンペーンで山崎製パンが売り出した「華麗ぱん」を買ってみたのである。

 ファミリーマートで1個105円。
 分類上は「惣菜ドーナツ」だという。
 食べてみれば、ふつうのカレーパンであった。
 まあ、これも話題づくりということで。

 揚げパンですからね。1個で熱量371㌔カロリーもあります。

 それと今夜は。

 鹿の肉を食った。
 
これは一家そろって初めての経験であった。

 昨夜突然、Kさんから冷凍した鹿肉のブロックをもらったのである。300~400㌘もあっただろうか。
 Kさんの知人の狩猟関係者から入手したものだとか。

 群馬県は沼田の奥地で、昨年末ハンターに射止められたものであるらしい。
 血抜きをして、切り分けて、冷凍して。

 刺身でも食べられるそうだが、ここはやはり大事を取って、焼いて食べてみた。
 最初は塩コショウで、次はニンニクも使って甘辛くして。

 味はねえ。ほぼ牛肉のようですねえ。しっかりした牛肉の赤身。

 ただ、やはりけものの肉の風味を感じるというか。
 食用の牛肉に比べると、やや金臭(かなくさ)いというか、血の味を感じます。

 珍しいものを食べさせていただきました。

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