2007年1月12日 (金)

マンション12階から桐生市街を眺める

Akagigawa1 JR桐生駅南口から徒歩約4分(業者資料による)のところに建設中であった民間マンションが完成した。

 サンデュエル桐生パークヒルズ。

 新聞折り込みチラシによると、「堂々完成」とある。
 地上12階建て。分譲戸数91戸。
 確かに堂々とでかい。
 
Azumayamagawa1 群馬県立桐生高等学校の前。
 桐生市立図書館なども入っている市立中央公民館の隣である。

 12階建てのマンションがナンボのもんじゃい、と指摘されるムキもあろうが、ここはイナカの話である。
 桐生市の中心市街地にあっては、最も高い建築物になった。いまのところ。

Kiritakagawa1 で、建物内の見学ができるようになった。

 営業のHさんから、またまた誘いがあった。
 こちらのようなほぼ失業者を相手に熱心なことである。
 (7月10日付「マンションギャラリー見学」参照。参照しなくてもいいけど)

 上りましたよ12階。

 こういう高さ、こういう角度から地元のまちを眺めるのは、もちろん初めての体験になるわけである。

Sinnkawakouen1 新鮮な驚き。

 写真はすべて、12階からの近景、遠景。
 見えているのがどちらの方角か、どこの建物か、分かりますか?

 山並みもおもしろい。

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2006年7月10日 (月)

マンションギャラリー見学

Photo_18  きょうは分譲マンションのモデルルームを見学に行った。

 失業者が何故マンションなのか? ああいうものは、いくらかでもお金に余裕があって、息子や娘が独立するときには不動産物件のひとつでも買ってやろうか、というような歯医者さんとかが見に行くものではないのか?

 そのとおりです。そのとおりではあるが、どういうわけか向こうの営業さんがあまりにも熱心だったのだ。

 このマンションは桐生駅南口から徒歩4分(業者資料による)の所に建設中である。
 12階建て。分譲戸数91戸。12月ごろ完成予定。
 安い物件で1600万円台。最高は4060万円だそうだ。

 で、ウチのすぐそばにモデルルームが建設された。向こうはこのモデルルームを「マンションギャラリー」と言っている。

 若い営業マンHさんが初めてやって来たのは数日前。
 こちらは失業者であり、無収入であり、もちろんマンション購入の予定も可能性も微塵もない、と言ってやったが、なかなか引き下がらない。
 「地元のかたにマンションのことを知ってもらって、マンションギャラリーに足を運んで見てもらうだけでいい」と言う。
 
 「ああ、そのうち見せてもらいますよ」とあしらっておいたら、ゆうべまたやって来た。雨の中、傘を差して。
 こちらが失業者だということは信用したようだが、どうしてもマンションギャラリーを見てくれと言う。失業者が相手でも誘客実績になるのかしら?
 今夜は無理だと言うと、「あしたの午前10時にお迎えに上がります」ということになったのであった。

 ホントに来た。

 こうなるとこちらも取材根性丸出しだ。

 マンション分譲といっても、全戸いっせいに売り出しているのではなくて、第1期分譲、第2期分譲、第3期分譲とそれぞれ物件を分けているそうだ。いまは第2期分。

 商談ルームの壁には、契約実績を示すボードが掲げてある。
 成約済みの物件には赤い花のリボン、予約中のものにはピンクの花のリボンが付けてある。
 選挙のときの自民党本部のようなものだ。

 これをひととおり見回したところ、全91戸のうち、花のリボンが付いているのは37、8戸か。まだ半分以下。

 しかし、おお!
 いちばん高い4060万円の物件に赤い花のリボンが付いているぞ!

 これは最上階12階の南東かど部屋。ワイドタイプの4LDKで約114平方㍍。南側にも東側にも豪華バルコニー付き。

 カネは、あるところにはあるんだなあ。

 こちらは、さる医療法人の関係者がお買い上げになったとか。もちろん、どこの誰とは教えてくれないが。

 やっぱり医者は儲かるなあ。

 いや、過酷な条件で働いている勤務医や、あんまり儲からない開業医がいることはワタシも知っているので、一概には言えない。
 それでもやっぱり、医者は儲かるなあ。
 クルマはやっぱりベンツ?

 マンションギャラリーの中につくられたモデルルームは2600万円クラスのものだという。
 これを見せてもらった。

 白く明るく、きれいである。リビング、ダイニング、キッチン、バスルーム、寝室、書斎、子ども部屋…。
 はああ、ステキ。バルコニーもひろびろ。
 テーブルもソファーも大型テレビもゴージャス。これらは別料金だろうが。

 しかし、リビングや書斎に置いてある書籍は、なぜか横文字の洋書ばかりである。
 洋書ならばカッコイイのか。読めなくても、ステキなマンションライフになりそうな気がするのか。そうなのであろう。
 ペリー来航以来の洋モノコンプレックスが、こんなモデルルームにも噴き出しているのであろうか。そうなのであろう。

 それはともかく、ここでワタシは一計を案じた。

 「こんなステキな部屋の中を家族にも見せてやりたいので、写真を撮ってもいいですか?」
 ワタシはいつもデジカメを携帯しているのである。

 でも、写真はダメだと断られた。

 「悪用はしませんよ。家族に見せるだけだから」(ホントはブログに載せるつもりだが)と言っても、ダメ。

 「いつでもご覧になれますから、ご家族を連れておいでください」と、かわされた。

 そんなわけで今回の写真は、まだ建設工事中のマンション本体。
 4060万円の12階の南東かど部屋は、まだ姿を現さない。

 それにしても暗い空。梅雨明けが待ち遠しい。

↓資料も写真もこちらに全部そろっていました。 
http://www.suncity-web.co.jp/sunduell/kiryu/index.html

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