渡良瀬橋まで自転車旅行主義
その数日後。
またまた足利市へ出かけたのである。
ペタンコ祭のことをwebで検索していて、たまたま。
その足利の渡良瀬橋のそばに
「渡良瀬橋」の歌碑ができた、という記事を見つけた。
これは知らなかった。
迂闊であった。
ちゃんと新聞記事にもなっていたらしいのに。
ご存じ、かの森高千里の1993年のヒット曲。
足利のイメージを高めたということで、足利市から感謝状も贈られて話題になった。
その「渡良瀬橋」の歌碑が、渡良瀬橋を眺める堤防道路わきに建設されたというのである。
それもついこのあいだ。
この2007年の大型連休中に完成したというのだ。
歌碑には、もちろん歌詞を刻んだプレートがはめ込まれていて、さらに人が近づくとセンサーが感知して、頭上のスピーカーから森高千里の歌声が流れると。
見たい。
ぜひ一度、見てみたい。
近いうちにもう一度、足利へ行かなければならぬ。
しかし、つい数日前に足利へ行ったばかりである。
いつものように、ただクルマを走らせて行ったのでは、あまりに芸がない。
そうだ。
今回は自転車で行ってみよう。天気も大丈夫そうだし。
と思い立ったその日の午前中に、桐生―足利往復サイクリングを決行した。
わが群馬県桐生市から栃木県足利市までは、渡良瀬川堤防サイクリングロードが続いている。
そうたいした距離ではない。
桐生の錦桜橋から足利の渡良瀬橋までは、片道14~15㌔であろう。
往復したって30㌔程度だ。
で。
途中で一カ所、葉鹿橋の所だったか鹿島橋の所だったか、管理用道路に迷い込んでしまい、正味1㌔ほどロスはしたが、まあ道迷いこそ旅の醍醐味である。
おお。
足利競馬場の跡地はすっかり更地になって。
広いなあ。じつに広い。
渡良瀬川左岸にこれだけ広大な空き地ができて。
このあとは、いったいどうなるのであろう。
歌碑、ありました。
森高千里の歌はフルコーラスで流れます。
誰かしら通るので、事実上、流れっぱなし。
なるほどなあ。
いい歌だと思う。
しかし。 「渡良瀬橋」がリリースされてから、もう14年である。
ワタシの持っている、同曲収録の森高千里ベストアルバム「DO THE BEST」だって1995年のものである。
それが2007年のいま、なぜ歌碑建立なのであろうか。
その事情は分からない。
それはともかく。
今回の自転車小旅行はなかなかの収穫であった。
渡良瀬橋付近からでも桐生の吾妻山が見えるのが分かった。
初めて見るものもいろいろあった。
例えば。
足利工業大学裏の渡良瀬川堤防サイクリングロードは初めて走ってみたが。
何百㍍にもわたって直線である。
自転車最高速度に挑戦したくなるような直線である。
それで。
足工大の総合研究センターで、風力発電の研究をしているのは知っていた。
表側の車道を通ると、巨大な風車が見えるからね。
大学敷地の裏側から見てみると、巨大なジェットエンジンのようなものもあるではないか。
これも一種の風車らしい。
ところがさらに、ここでやっている研究は風力発電だけではないらしい。
風力発電と、太陽光発電と、バイオマス発電を組み合わせて
「自然エネルギートリプルハイブリッド発電システム」
と称している。
さて。
直接は関係ないが、YouTube(ユーチューブ)はすごいねえ。
森高千里の歌う「渡良瀬橋」
クリックすると動画と音楽演奏が楽しめるはずです。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=nWFBvmyJuoM
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