2007年6月 7日 (木)

渡良瀬橋まで自転車旅行主義

2_2 さて。
 足利富士浅間神社の初山ペタンコ祭を見物に行って。

 その数日後。
 またまた足利市へ出かけたのである。

 ペタンコ祭のことをwebで検索していて、たまたま。
 その足利の渡良瀬橋のそばに
 「渡良瀬橋」の歌碑ができた、という記事を見つけた。

 これは知らなかった。
 迂闊であった。
 ちゃんと新聞記事にもなっていたらしいのに。

 ご存じ、かの森高千里の1993年のヒット曲。
 足利のイメージを高めたということで、足利市から感謝状も贈られて話題になった。

 その「渡良瀬橋」の歌碑が、渡良瀬橋を眺める堤防道路わきに建設されたというのである。
 それもついこのあいだ。
 この2007年の大型連休中に完成したというのだ。

 歌碑には、もちろん歌詞を刻んだプレートがはめ込まれていて、さらに人が近づくとセンサーが感知して、頭上のスピーカーから森高千里の歌声が流れると。

 見たい。
 ぜひ一度、見てみたい。

 近いうちにもう一度、足利へ行かなければならぬ。

 しかし、つい数日前に足利へ行ったばかりである。
 いつものように、ただクルマを走らせて行ったのでは、あまりに芸がない。

 そうだ。
 今回は自転車で行ってみよう。天気も大丈夫そうだし。
 と思い立ったその日の午前中に、桐生―足利往復サイクリングを決行した。

 わが群馬県桐生市から栃木県足利市までは、渡良瀬川堤防サイクリングロードが続いている。

 そうたいした距離ではない。

 桐生の錦桜橋から足利の渡良瀬橋までは、片道14~15㌔であろう。
 往復したって30㌔程度だ。

Photo_89 で。
 途中で一カ所、葉鹿橋の所だったか鹿島橋の所だったか、管理用道路に迷い込んでしまい、正味1㌔ほどロスはしたが、まあ道迷いこそ旅の醍醐味である。

 おお。
 足利競馬場の跡地はすっかり更地になって。
 広いなあ。じつに広い。
 渡良瀬川左岸にこれだけ広大な空き地ができて。
 このあとは、いったいどうなるのであろう。

Photo_90 結局、1時間ほどで渡良瀬橋に着いた。

 歌碑、ありました。
 森高千里の歌はフルコーラスで流れます。

 誰かしら通るので、事実上、流れっぱなし。

 なるほどなあ。
 いい歌だと思う。

 しかし。

2_3 「渡良瀬橋」がリリースされてから、もう14年である。
 ワタシの持っている、同曲収録の森高千里ベストアルバム「DO THE BEST」だって1995年のものである。

 それが2007年のいま、なぜ歌碑建立なのであろうか。
 その事情は分からない。

 それはともかく。

 今回の自転車小旅行はなかなかの収穫であった。
 渡良瀬橋付近からでも桐生の吾妻山が見えるのが分かった。

 初めて見るものもいろいろあった。

Photo_91 例えば。
 足利工業大学裏の渡良瀬川堤防サイクリングロードは初めて走ってみたが。
 何百㍍にもわたって直線である。
 自転車最高速度に挑戦したくなるような直線である。

 それで。
 足工大の総合研究センターで、風力発電の研究をしているのは知っていた。
 表側の車道を通ると、巨大な風車が見えるからね。

Photo_92 大学敷地の裏側から見てみると、巨大なジェットエンジンのようなものもあるではないか。
 これも一種の風車らしい。

 ところがさらに、ここでやっている研究は風力発電だけではないらしい。
 風力発電と、太陽光発電と、バイオマス発電を組み合わせて
 「自然エネルギートリプルハイブリッド発電システム」
 と称している。

 さて。
 直接は関係ないが、YouTube(ユーチューブ)はすごいねえ。

 森高千里の歌う「渡良瀬橋」
 クリックすると動画と音楽演奏が楽しめるはずです。
 ↓
 http://www.youtube.com/watch?v=nWFBvmyJuoM

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