赤城山に虹
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きょうは午前中、桐生市の隣の太田市へクルマで行った。
自分もほぼ失業中の身ではあるが、わが子も大学4年生。就職活動中の身である。その成果は芳しくない。
群馬県の代用教員採用の申し込みをすべく、東部教育事務所に出向いたのであった。
地理が不案内だというので、ヒマなオヤジが連れて行ってやったわけである。
群馬県の太田合同庁舎。
そういえば、ここには東部県民局がある。ここの局長のY氏とは今夏、酒席をともにした縁もあり、多少の顔見知り。
今月19日のさるイベントでお会いできる予定であったが、Y氏は都合でご欠席になった。ちょっと心配。
ここで今週1週間を振り返る。
19日のイベントとはタレントの毒蝮三太夫さんの講演会であった。
パート勤務先の桐生市民活動推進センターを運営する民間団体、きりゅう市民活動推進ネットワークの発足5周年記念事業。
こんなイベントの場合、一応、地元の新聞記者勤め26年のキャリアを買われてか、記録係・写真撮影係という立場になる。
カメラ3台と三脚を抱えての仕事になった。
三脚使って写真撮るなんて。
何年ぶりかしら。仕事辞めてから長いからねえ。
20日と21日の2日間は、桐生地域職業訓練センターの「インターネット基礎講座」に参加した。
受講無料。テキスト代だけ1000円。
毎日サイトを開いて見てて、メールでテキストもデジカメ写真も送信してて、こうしてブログもやってて、いまさらインターネット基礎講座もねえもんだろうとは思うけど、正式に習ったことはないからね。
なにか今まで知らなかった知識もあるだろう、と。
ありました。
サイトを閲覧した履歴が残ることは知ってたけど、それをチェックするやり方は知らなかった。
なんだ、履歴ボタンってのは、そのためにあったのか、なんてね。
だけど。こういう講座は教えるほうもたいへん。
講師も心得ててね。講義を始める前に、受講者のレベルをチェックするんだよ。
「きょう、パソコンの電源を初めて自分で入れたというかた、いらっしゃいますか?」
「これ、マウスというんですが、これを初めて触ったというかた、いらっしゃいますか?」
いるんだよ。
じっさい、ワタシの隣に座ったオジサンなんか、ローマ字入力とカナ入力の違いも分からないし。
休憩時間なんかに事情を聞くと、「年とって思うように動けなくなったときのことを考えたら、パソコンでインターネットぐらいできないと、って言われて」という。
まったくそのとおり。そういう動機は妥当だと思う。
やる気があって、こんな講座に申し込んだ気合はいいよ。
だから、こういう講座に来る前に、もっと基本操作を教えるところへ行けばいいんだが。
それが分からないんだよね。身の回りに面倒みる人がいないと。
隣のオジサン、「分からねえ、分からねえ」って、ずっとブツブツ言ってたが。
3時間の講座が終わるころにはクタクタの様子。
そうだよね。自分が分からないことに無理矢理つき合うのはホントにキツイ。
「ああ。疲れた」としみじみ言って帰って、次の日にはもう来なかった。
23日には、また里芋を掘った。大量に。
コメの精米もした。
玄米を大量にもらっておいたのでね。
米びつの中身が空になったのを機に、コイン精米に行った。
精米しに行く前に、体重計で玄米の重さを量ったら17㌔ほどもあった。
これだけあれば年越しができる。
なんだか昔話の「笠地蔵」を思い出した。貧乏なジさまとバさまが、年越し支度のために笠を売りに行くが…まあ、いいや。
ぜんぶ精米してはもったいないから、ほぼ半分に分けて。
コイン精米は、100円で10㌔ぐらいは精米できる。
あの精米機の仕組みはよく分からないが、なかなかおもしろい。
精米されて白米になったコメは、最初はかなり温かい。
精米機の裏にある箱を開けると、ヌカだらけ。当たり前だけど。
ウチに帰って、また重さを量ったら、何百グラムか軽くなっていた。当たり前だけど。
空だった米びつをいっぱいにして、ひと安心。
芋掘りといい精米といい、こういうことを小学生ぐらいの子どもにやらせたらおもしろいだろうね。
芋が土の中でどんなふうになってるのか。稲がどうやったらご飯になるのか。
こういうことを、おもしろがれるのがいい。
きょう24日の午後は、妻子が泊まりがけで実家に帰ったので、長い昼寝をしてしまった。
起きたらもう4時半ごろ。
秋の日はつるべ落とし、である。
しかし。月の満ち欠けで暮らしているワタシは、きょうが三日月であることを知っている。
21日が新月であったから、きょうは陰暦10月4日。だから、うるさく言えば四日月だが。月齢4未満なので、まあ三日月である。
ワタシは毎月、三日月を観る。
いままで、手持ちのコンパクトデジカメで月を撮影しようとは思わなかったけど、このあいだひさびさに持ち出した三脚がある。
三脚を用いれば月も撮れるのではないか、と、渡良瀬川の土手に出てみた。
ああ。
きれいな三日月だ。
きょうは奇しくも東京天文台設置記念日だというし。
空の色が、昼の色から夜の色に変わっていく。
こんな写真もたまにはいいだろう。
資料映像の三日月も載せておきます。
ところで。
FM桐生の本放送開局前のインターネットラジオで、ワタシのトーク番組が今週から始まった。
友人・知人のみなさん。ヒマだったら聴いてみてね。
今夜はこれから、レンタルビデオで「隠し剣 鬼の爪」を観る予定。
あしたは、ひとりで映画を観に行くつもりだ。
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山の初冠雪にも平年値というものがある。
上州・赤城山は11月22日。
雪が降る前に、紅葉シーズン最後の赤城山を歩こうと、きょうは鍋割山(1332㍍)へ出かけてみた。
赤城山というのは、主峰の黒檜山(1828㍍)をはじめとして、駒ケ岳、地蔵岳、長七郎山、荒山、鍋割山、鈴ケ岳などの総称。
これら七つの主なピークを俗に「赤城七峰」とも。
このうち、南西側の前橋市中心部へ向かって、ぐっと突き出ている寄生火山が鍋割山。
七峰のうちでは標高が最も低く、桐生のほうから赤城を眺めるといちばん左に見える、ゾウの頭のようなポッコリ丸い山容だ。
登るのは比較的簡単。
赤城で初心者がまず簡単に登れるのは、長七郎山、地蔵岳、そしてこの鍋割山だろう。
鍋割山へ登る山道は何本かあるが、きょうは最もスタンダードと思われるルート。
クルマで赤城道路を上がっていくと、箕輪の姫百合駐車場がある。ようするに「赤城ふれあいの森」のローラー滑り台の乗り場のある駐車場。
ここから山歩きだ。
落葉松の多い林間は、黄色くなった針葉が大量に降り落ちている。おかげで登山道はふかふかとやわらかい。
岩場を経て荒山高原へ出る。
さらにひと登りすると、広々した気持ちのいい尾根の上だ。
空気の澄んだ初冬の展望。
南西の鍋割山山頂へ向かって、眺めを楽しみながらゆっくり歩く。ここは急いではもったいない。
正面に渋川市街、榛名山、浅間山。
右手に子持山、小野子山。その向こうには上越国境の山々。県境にはもの凄い雲がかかっている。
左手は高崎、前橋、伊勢崎に続く関東平野。
振り返れば桐生、太田。
吾妻山―鳴神山の山並みはもちろん、遠くは筑波山まで見えている。
鍋割山山頂からは県庁ビルも見える。
山頂からの帰路は反対向きになるので、荒山や地蔵岳を正面に見る。
あの地蔵岳のアンテナ群が雪に埋もれる季節は、もうすぐ。
(^_^)/~UMA SPACEさん、コメントありがとう。
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群馬県の前橋・桐生地域には19日7時40分、ついに洪水警報が発表された。 大雨注意報と洪水注意報は17日から継続していたのだが、このうち洪水注意報が警報に切り替わり、要警戒度がランクアップしたというわけだ。
では、注意報と警報はどう違うかというと―
気象現象によって
・災害が起こるおそれのあるときに「注意報」
・重大な災害が起こるおそれのあるときに「警報」
を発表して、注意や警戒を呼びかけるのだそうだ。
注意報や警報を出す基準は、地域ごとに細かく定められていて、気象庁のホームページで見ることができる。素人が見ても難しくてよく分からなかったが。
写真は、きょうの渡良瀬川。そして桐生大橋のクルマの渋滞。
濁流轟轟。しかし思ったほど増水はしていなかった。
渡良瀬川の氾濫はない。あっちゃ困るが。
山間部の川、あるいは広沢町、境野町など低い土地で細い用水路が溢れることはありそうだ。
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