奥日光をあきらめて赤城を歩く
ワタクシ、コンパクトデジカメは
FinePix F420も使っておりまして。
確か2004年型で、300万画素くらいだと思いますが。
充電式ニッケル水素バッテリーはスタミナないし。
劣化は速いし。
故障は多いし。
昨年12月には、オートフォーカス機能と日付設定がダメになり。
カメラのキタムラの5年保証で直してもらったが。
このたびは測光機能が狂ったか、露光・露出機能が狂ったか。
撮影すると、すべてのカットが露出オーバーで、
被写体の輪郭が飛び、色が飛び。
あれ?
この話は前にも書いたか?
画像をパソコンで修正しているうちに、
妙にゲージツ的な写真ができてしまう。
いったい、メーカーのほうは、
低価格帯のコンパクトデジカメの耐用年数をどのくらいに考えて、作って売っているのだか。
ちょっと疑いたくもなりますの。
使い捨てカメラじゃないんだからさ。
特にフジフィルムに対しては、そういった指摘が多いようでもあります。
でもね。
撮影した画像は、なかなかいいんだよね。
故障していなければ、発色もなかなかいい。
だからFinePixファンというのもいるわけです。
それはともかく。
16日は、かねてより計画していた
奥日光・紅葉狩りウオーキング
に出かけようということで。
朝5時起き。
まだ暗い。
満月が西に傾いている。
東(ひむがし)の
野にかぎろひの立つ見えて
かへり見すれば月かたぶきぬ
(柿本人麻呂)
万葉の歌仙が眺め、詠んだ光景そのもの。
21世紀の、2008年10月16日の朝も。
天気予報のとおり
快晴の秋の日を迎えたのであった。
だが、しかし。
諸般の事情により、
出発が大幅に遅れてしまい。
クルマでいろは坂を上ったところが、
明智平のあたりから渋滞。
中禅寺湖畔はもちろん渋滞。
竜頭の滝付近はひどい渋滞。
クルマを止めるどころではない。
トイレにも行けない。
竜頭の滝付近はもちろん駐車不能。
とんでもない路上駐車をしているクルマはたくさんあるが。
ああはなりたくない。
赤沼も駐車場がいっぱい。
三本松もダメ。
湯元もダメ。
出遅れは痛かった。
奥日光ウオーキングはあきらめた。
時季が悪かった。
ふだん、奥日光なんかには近寄らない連中が、
「日光」「紅葉」という大看板につられて
大挙押し寄せてくる。
連中のほとんどは、
奥日光の深い森も湿原も知らない。
寄ってたかって、
団子や、高いラーメンやうどんを無理やり食って、
クルマで国道120号線を通り過ぎるだけである。
こちらは金精峠を越えて逃げる。
奥日光を歩けなかったので、
赤城山を少し歩こうか、と。
赤城北面道路を上がり、
大沼湖畔から鳥居峠、小沼へ。
赤城の紅葉も、もちろんいい。
小沼湖畔の駐車場もいっぱいだが、
まったく止められないというほどではない。
赤城七峰の中でも最も手軽に登れる
長七郎山(標高1578・9㍍)へ。
小沼湖畔から20分~30分の散歩だが、
眺めがいい。
手軽で絶景。
山頂もハイカーがいっぱいだ。
上り道の反対側へ下りて小沼湖畔へ。
小沼東岸の遊歩道。
雰囲気がいいです。
誰かと一緒に歩いたこと、思い出しますねえ。
デジカメの故障の結果、
写真がみんなゲージツ的?
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